私は大学卒業後、フランスでデザインを学びました。そこで出会ったのは、世界各国から集まる同年代の学生たち。彼らは自分の意見をしっかり持ち、精神的に成熟していて、日本の若者との大きな違いを感じました。その経験を通じて、「自分の子どもには精神的に成熟した人間に育ってほしい」と強く思うようになりました。
しかし、私が見てきた日本の教育システムは、子どもたちが本来持つ自立心や創造力を十分に育むものではありませんでした。子どもたちが海外に出て、世界で活躍できる力を身につけるためには、日本国内でそれを準備する場所が必要だと痛感しました。
私は、今の教育環境に危機感を覚え、「もう待てない」と感じました。そこで、子どもたちに本当に必要なものを提供するため、自らハウマイツ・スクールを立ち上げる決断をしました。
スクールの設立当初は、困難の連続でした。特に、英語力を高めるためのカリキュラム作りや、細かなレベル分けを伴うクラス運営は想像以上に厳しく、人件費の問題などもありました。しかし、子どもたちの未来を第一に考え、妥協せずに最高の教育環境を追求してきました。
私たちのスクールでは、高い英語力だけでなく、創造性や非認知能力も重視しています。これらは、これからの時代にますます重要となるスキルです。ハウマイツ・スクールは、既存の仕組みにとらわれず、常に子どもたちの成長を見据えた新しい取り組みを続けています。
私の夢は、ここで学んだ子どもたちが自分の言葉で世界とつながり、未来の社会で活躍することです。ハウマイツ・スクールから飛び立った子どもたちが、いずれ世界の舞台でリーダーシップを発揮する姿を、心から楽しみにしています。
代表取締役 本部 剛