10月からHowmights Schoolでは、Drama Performanceのクラスをスタートしました。
私も子供のころ内気で引っ込み思案な性格だったのですが、海外と比較すると日本の子供たちは内気な子が多いと感じています。子供たちに、もっとOut Goingになってほしいと考え、Dramaクラスをスタートしました。ステージに立ち、言葉、ボディーランゲージ、表情を用いて、堂々と観客に訴えかけていくトレーニングを日常的にもっと増やしていきます。
日本国内にいると、内気でshyな性格は、別にそれはそれで受け入れらる風土がありますが、海外に将来行くことを考えると、そうもいっていられません。海外では、自分の意見や主張を発信していくことが求められ、それができない人は存在意義が薄れていきます。内容の質が低くても、どんどん発信していくことが大前提。どんなに素晴らしい考えを持っていても、それを伝えることができなければゼロ評価という、厳しい環境です。
artを担当しているCoach ChinatsuとUSでの現代アートについて話していた時も、似たような話になりました。日本のアート界では、作品至上主義で、素晴らしい作品を作ることだけが必要で、それに関して日本のアーティストは多くを語らない。一方で、USのアート界では、作品のバックグラウンドやコンセプトを、言葉で説明することが極めて重要という事です。
日本では、作品の評価を見る者に委ねている。ある意味、「分かる人だけ分かれば良い」というスタンス。一方で、USでは、作品について多くを語り、アーティストの考えを最大限ありとあらゆる手段で発信している。「できる限り多くの人に理解されたい」というスタンス。なるほど、多くの人に愛されるか、競争の中で勝ち残れるか、という観点では、USのスタンスが非常に大切だと感じました。
ハウマイツの子供たちには、世界を舞台に自分から発信する、表現する人になってほしいと考えています。
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